世界をリードする国へ~小林鷹之が訴える「この国のかたち」
他国の動向に右往左往しない
私が大学に入ってから約30年間、日本の政治や経済状況も混沌とし、わが国周辺を含め国際情勢も急激な変化を続ける中で、政治家の使命を全うするためには、私自身が描く「国のかたち」を実現するために中長期的な目標を立て、そこからバックキャストして今何をすべきかを決めていくことが重要である。 目先の事象や他国の動向に右往左往しない基軸をもって政治に取り組む、という姿勢を貫きたい。私が取り組む個々の政策が、一見異なる方向に見えることも、些事に見えることもあるかもしれないが、すべて目標に向かって進めているものである。 政治の使命は、国家を守り、国富を生み出す活路を拓くことだとの思いを持って、前述したわが国の本質に立脚した形での国づくりを目指している。
世界をリードする国へ
「わが国の本質」に根差すことで、世界の懸け橋として平和に貢献しつつ、わが国の主権、独立、領土・領海・領空、そして、国民の生命・財産を守り抜ける国を、公正さを担保する規律の下で、個人、企業、そして地域が常に高みを目指し、限界に挑戦する活力ある国、そして2684年という長い歴史と伝統を重んじる。 先人に対する畏敬の念と、次世代に対する慈愛の心をもって、世代を超えて支え合う国をつくることができると信じる。 「国益第一」「保守の思想」の理念を掲げ、国際社会から信頼され、日本の明るい未来を創ること─「世界をリードする国へ」─これこそが私の目指す日本の未来である。 政治家に必要なことは、ビジョン、覚悟、そして結果を出すこと。この3点だ。 国際秩序が非常に揺らいでいる状況だからこそ、伝統や既存の制度を尊重しつつ、「日本を、世界をリードする国へ」導いていく。そのためには、国民を豊かに、地方も国民も活力溢れる国にし、そして国際社会におけるプレゼンスを高め、よき国際秩序の形成に寄与していく。これが私のビジョンである。
小林鷹之(衆議院議員)