沖縄県内のバス・タクシー運転手不足の解消に向けた提言
沖縄テレビ
県内のバス・タクシー業界の運転手不足の解消にむけて、給与の水準を上げることや外国人雇用の受け入れを進めるとした提言が取りまとめられました。 りゅうぎん総研によりますと、バスやタクシーの運転手を含む県内の自動車運転従事者は2024年7月の時点で、500人近く不足しています。 ドライバーの高齢化も深刻で、将来的には運転手不足により公共交通の維持が困難になると警鐘を鳴らしています。 直面する課題の解消に向けて、県内のバス・タクシー業界に聞き取りを行ったりゅうぎん総研と沖縄タイムスが3日に会見し、運転手を確保するためには賃金水準を上昇させ職業としての魅力を高めることや、特定技能制度を活用し外国人労働者を受け入れていくべきだと提言しました。 このほか、公共交通の利用を促すことが事業者の収入の増加や、従業員の処遇改善に繋がるとして、バスレーンの規制区間や時間帯を拡充することも必要としていて今後、とりまとめた提言をもとに県などの関係機関と意見交換することにしています。
沖縄テレビ