柳楽優弥、坂東龍汰、佐藤大空らが笑顔と涙でクランクアップ 「ライオンの隠れ家」20日最終回
俳優の柳楽優弥が主演するTBS系連続ドラマ「ライオンの隠れ家」(金曜・午後10時)が20日、最終回を迎える。先週放送の第10話では、小森洸人(柳楽)は橘祥吾(向井理)からライオン(佐藤大空)を救うが、小森美路人(坂東龍汰)たちの前から突然姿を消すという予期せぬ展開で放送は終了。最終回では、洸人、美路人、ライオンらは一体どんな景色を見るのか。 このたび、柳楽をはじめ坂東、齋藤飛鳥、佐藤、柿澤勇人、入山法子、岡崎体育、尾崎匠海(INI)、平井まさあき(男性ブランコ)、桜井ユキ、岡山天音、でんでん、向井、尾野真千子がそれぞれの場所でクランクアップを迎えた。クランクインから約5か月間にわたって撮影に挑んだキャストたち全員が笑顔でクランクアップし、共演者やスタッフへの感謝と本作への想いを語った。 柳楽は「良い作品を作るということが僕の今回の目標だったんですけど、胸を張ってそれが達成できたと思います!」とコメントし、達成感のある表情を見せた。坂東は、時折涙を浮かべ「本当に素敵な作品に関わらせていただけたことをとってもとっても誇りに思います」とあいさつした。 またライオン役を好演した佐藤は手紙を用意していたが、言葉を詰まらせ「みんな、ありがとう」と精一杯の感謝の気持ちを述べた。 ■最終回あらすじ 洸人(柳楽)がいなくなった。不安で落ち着かない美路人(坂東)はライオン(佐藤)と愛生(尾野)と共に探し回るが、どこにも洸人の姿はなかった――。 自分のことが面倒くさくなった、嫌いになったから家を出て行ったのではないかと考える美路人を、「一人になりたいこともある」となだめる愛生。 その頃、洸人は東京にいた。あてもなく歩くうち、子どもの頃からのさまざまな思い出が脳裏をよぎる。美路人に伝えたかった正直な気持ち…家族への想いが洸人を動かす。 凪のような毎日から、突然嵐に巻き込まれていった洸人と美路人の生活は、再び平穏に戻ったように思えたが…。彼らが見る、次の景色は――。 ◆クランクアップコメント全文 柳楽優弥(小森洸人役)「自分の中で精一杯この作品に向き合えたという自信があります。それはやっぱり皆さんの作ってくださる空気感の中に信頼して身を置けたからだと思っています。ヘルシーに良い作品を作るということが僕の今回の目標だったんですけど、胸を張ってそれが達成できたと思います! それは有能な皆さんの中で自由に演技できたからだと思っています。ありがとうございました!」 坂東龍汰(小森美路人役)「スタッフの皆さんと、『ライオンの隠れ家』という素敵な作品に関わらせていただけたことをとってもとっても誇りに思います。本当の家族のような現場で、毎日楽しかったです! 洸人役が柳楽さんで本当に良かったし、このキャスト、スタッフの皆さん一人一人がこのメンバーじゃないと絶対にこの作品はここまでいろんな人に届かなかったと思います。美路人役と向き合う中で、皆さんに本当に助けてもらいましたし、命がけで撮ってもらっているなという感覚があって、応えなくてはという気持ちがすごく湧いてきました。本当にありがとうございました」 齋藤飛鳥(牧村美央役)「こんなに温かい人たちが集まると、こんなに素敵な作品ができるんだなと感動しました。本当にありがとうございました!」 佐藤大空(橘愁人・ライオン役)「みんなへ みんな、ありがとう いろんな場所に行けて楽しかったね 遊園地のシーンは大変だったけど皆んなと撮影できて、楽しかったね まだ撮影が続いたらいいのにね またみんなに会えるように頑張るね ライオン役の佐藤大空」 柿澤勇人(高田快児役)「ちょうど大空くんと同い年の5歳の甥がいるのですが、『ライオン、ライオン』って会うたびに言ってきてくれて、ハマって観ているようです。沢山の人から愛されているドラマに出られたことをうれしく思います。個人的には、カラオケで酔っ払って脱ぐっていうのは普段からやっていることなんですよね・・・。なんでバレてたんだろうっていうのが不思議でたまりません(笑い)。本当にありがとうございました!」 入山法子(須賀野かすみ役)「名残惜しいのが、私は数日間のみの撮影で、しかもスナックオンリーの撮影だったので(笑い)、みんなが見ていた綺麗な風景を一緒に見たかったなという心残りはあるんですけれども・・・。本当に『ライオンの隠れ家』は大好きな作品です。関わらせていただいてありがとうございました!」 岡崎体育(貞本洋太役)「最高の作品に出演させていただいたと思ってますし、何より85歳になるうちのおばあちゃんがこのドラマの大ファンでした! 最高のドラマだと思います。ありがとうございました!」 INI・尾崎匠海(天音悠真役)「今回この作品に携わらせていただいて、自分自身もっとたくさんのことに挑戦して変わっていくことへの勇気をもらうことができました。今まで以上に変わる努力をして、多方面で活躍できるようこれからも進み続けていけたらと思えた作品でした!本当にありがとうございました!」 男性ブランコ・平井まさあき(船木真魚役)「本当にこんなに素晴らしいメンバーたち、スタッフさん含め、皆さんに囲まれて、本当に楽しい幸せな時間をいただきました。本当にありがとうございます。これからの皆さんの活躍をこの船木は心より応援しております」 桜井ユキ(工藤楓役)「現場が楽しかったとか楓役が楽しかったとか、そういう個人的な思いもあるんですけど、本当に作品が素晴らしくて、台本を読んでもちろん中身は知っているんですけど、放送を見た時に展開をわかっているにもかかわらず、胸がグッとくるシーンだったり、考えさせられるシーンがたくさんあって、なんて素晴らしいドラマなんだろうって毎週毎週思っていました。参加させていただけて、楓という役を与えてくださって本当にありがとうございました!」 岡山天音(柚留木・X役)「このXという役は本当に絶妙で難しかったです。 ですが、 監督さんたち、そしてスタッフの皆さんになんとかかたど ってもらえて、柚留木としての終わりを迎えられたんじゃないかなと思っております。本当にたくさんの力を貸してくださってありがとうございます。他の現場に行っても、『ライオンの隠れ家』見てますという話を色々な方からしていただけるので、そういった作品の一部になれたことを本当に嬉しく思います。ありがとうございました!」 でんでん(吉見寅吉役)「お疲れ様でした! 今日の酒はむちゃくちゃうまいぞー! 最高だぜ! どこの現場に行ってもこの『ライオンの隠れ家』の話で持ち切りでした。素敵な作品に出演でき、ありがとうございました! イエーイ!」 向井理(橘祥吾役)「こういう役を演じた経験はそんなに多くなくて、この作品の中での闇の部分、不穏な部分を背負うプレッシャーもありましたが、やりがいはすごくありましたし、短い撮影の中で色々自分なりにも挑戦できたこともたくさんあって、思い出に残る作品になりました。懸念してるのがオンエアのたびに僕だけどんどん好感度が落ちていってるので、それを回復する良いアイデアがあれば教えてください(笑い)。最後まで視聴者としても放送を楽しみに待っています」 尾野真千子(橘愛生役)「はじめはどうなることかと思いましたけど、愛生は幸せになれてよかったと思っています。この3人で姉弟でいれたこと、母親でいれたこと本当に嬉しかったです! 楽しかったです! またね、バイビー! ありがとうございました。お疲れ様です。アイラブユー!」
報知新聞社