杉田水脈議員に起訴議決を 神戸学院大教授が検審申し立て
神戸学院大の上脇博之教授は26日、自民党安倍派の政治資金パーティー裏金事件を巡り、政治資金規正法違反容疑で告発した杉田水脈衆院議員(比例中国)のほか、関連する政治団体の会計責任者や秘書ら計5人を東京地検が不起訴にしたのは不当として、検察審査会に審査を申し立てたと明らかにした。6人全員を起訴すべきだとする議決を求めた。 審査申立書によると、杉田氏が代表の「杉田水脈なでしこの会」は2019~22年、安倍派から計1224万円の裏金を受領したのに、政治資金収支報告書の収入に適切に記載しなかったなどとしている。上脇教授は「(不記載などは)事務方だけで行えず、杉田氏も共謀した」とした。