トライアンフが排気量2457ccバイク「ロケット3」のニューモデルを発表! 従来モデルよりもパワーアップ
「ロケット3ストームR」「ロケット3ストームGT」誕生
2024年3月19日、トライアンフモーターサイクルズジャパンは「ロケット3」シリーズの新型車「ロケット3ストームR」「ロケット3ストームGT」を発表した。3月22日に開幕する「第51回東京モーターサイクルショー」での日本初公開を予定している。 【写真はこちら】ド迫力!「ロケット3ストームR」の走行シーン 初代「ロケット3」が登場したのは2004年のことだった。20周年という節目を迎え、トライアンフはニューモデル「ロケット3ストーム」シリーズを発表した。 排気量2457ccの直列3気筒エンジンは、従来モデルから最高出力を15PSパワーアップし182PS/7000rpmを発揮。同時に最大トルクも4Nm向上して、4000rpmで225Nmを発揮する。 ホイール径はフロント17インチ・リア16インチ。10本スポークのアルミ鋳造ホイールを新採用した。これによりバネ下質量を低減し、敏捷性を高めたという。 サスペンションは前後ともにショーワ製を採用。Φ47mmの倒立フォークは伸側減衰と圧側減衰の調整が行なえる。リアのモノショックは伸側・圧側減衰とプリロードの調整が可能だ。 ブレーキキャリパーは前後ブレンボ製。フロントはΦ320mmのダブルディスク、リアはΦ300mmのシングルディスク。コーナリングABSも備わる。 電子制御スロットルを採用し、4種のライディングモードを搭載。トラクションコントロールやクルーズコントロールはもちろん標準装備。メーターは高機能なフルカラーTFTディスプレイだ。 外観は各部をブラックアウトしているのが特徴的。随所にブラックアルマイト仕上げが施されており、シックな高級感を醸している。 シリーズには「R」と「GT」があり、「GT」は長めのスクリーンやタンデムシートのバックレストなどを備え、ライディングポジションは「R」よりもアップライト。ロングクルーズでの快適性をより重視した仕様となる。ハンドル形状とともにステップ位置のちがいも大きい。「R」はミッドフットコントロール、「GT」はフォワードコントロールを採用している。 車両価格は、「ロケット3ストームR」は税込298万9000円。「ロケット3ストームR」は税込305万9000円。ボディカラーはそれぞれ3色ずつ用意されている。
webオートバイ編集部