橋本愛×中川大志の映画「早乙女カナコの場合は」に山田杏奈、臼田あさ美、中村蒼ら
橋本愛が主演を務め、中川大志と共演する「早乙女カナコの場合は」の公開日が3月14日に決定。あわせて山田杏奈、臼田あさ美、中村蒼らの出演が発表された。 【動画】「早乙女カナコの場合は」特報はこちら 柚木麻子の小説「早稲女、女、男」をもとにした本作は、過剰な自意識のために素直に甘えることができない不器用な主人公・早乙女カナコと、うだつが上がらない脚本家志望の長津田の10年にわたる恋愛模様を描く物語。橋本がカナコ、中川が長津田に扮した。 山田が演じるのは、別の女子大に通いながらカナコらが所属する演劇サークル・チャリングクロスに入部し、長津田に急接近する本田麻衣子。山田は「どうなるか分からなくても、先が見えなくても 好きなように生きていいじゃないか!という覚悟を彼女に教えてもらった気がします」とコメントした。 そして臼田はカナコの内定先の先輩で、社会人として尊敬する存在の慶野亜依子役、中村は同じく内定先の先輩でカナコに思いを寄せる吉沢洋一役を担う。臼田は「慶野亜依子の脆さを受け入れる日々で、カナコの真っ直ぐさに向き合うたびに負けてしまいそうで、重心を低く、踏ん張って演じました」、中村は「互いの立場や性格に嫉妬し、羨み、何度も傷つきながら成長する登場人物達を応援してあげてほしいです」とつづった。根矢涼香、久保田紗友、平井亜門、吉岡睦雄、草野康太もキャストに名を連ねる。 YouTubeでは特報が公開中。 「早乙女カナコの場合は」は東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。「スイートリトルライズ」「さくら」の矢崎仁司が監督を務めた。 ■ 山田杏奈 コメント 大学生活という限られた時間の中で自分の在り方を探る麻衣子にヒヤヒヤとさせられたり共感したり。どうなるか分からなくても、先が見えなくても 好きなように生きていいじゃないか!という覚悟を彼女に教えてもらった気がします。 観終わったあと自分自身を肯定してあげたくなるような、どこか清々しい気分になるような。 楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。 ■ 臼田あさ美 コメント 原作、台本、と読んで、慶野亜依子の話す言葉が聡明であり、逞しく、艶美な様が浮かび、大事にしたいと思いました。現場に入ってからは、慶野亜依子の脆さを受け入れる日々で、カナコの真っ直ぐさに向き合うたびに負けてしまいそうで、重心を低く、踏ん張って演じました。 ■ 中村蒼 コメント 矢崎監督はあまり多くは語らないけれど、確実に頭の中に理想としてある監督が求めている芝居をカメラの前で表現するのはとても難しかった。けれど、OKの声を聞いた時は本当に嬉しかったことを覚えています。 互いの立場や性格に嫉妬し、羨み、何度も傷つきながら成長する登場人物達を応援してあげてほしいです。 (c)2015 柚木麻子/祥伝社 (c)2024「早乙女カナコの場合は」製作委員会