ソフトバンクが〝柳田ショック〟を乗り越えて快勝 緊急昇格の佐藤直樹が走攻守に活躍
◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク2―0広島(1日、みずほペイペイドーム) ソフトバンクがセ・リーグ首位の広島に連勝した。 ■俊足魅せた!支配下登録即スタメン、佐藤直スライディングキャッチ【動画】 右脚ハムストリングを負傷して出場選手登録を抹消された柳田悠岐を欠いた打線は3回、柳田に代わって1軍昇格した佐藤直樹が相手の失策で出塁。続く今宮健太が二塁と右翼の間に落ちる右前打を放つと、佐藤直が判断よく生還して先制点を挙げた。 育成から支配下に昇格したばかりの佐藤直は「1番中堅」でスタメン出場し、4回に今季初安打となる右前打を放つと、5回の中堅の守備では中前打になりそうな打球をスライディングで好捕。走攻守に見せ場をつくった。 先発の大津亮介は2回に初安打を許したが、安定した投球を見せた。6回2死二、三塁のピンチも封じ、7回を無失点で切り抜けた。2点リードの8回はダーウィンゾン・ヘルナンデス、9回はロベルト・オスナとつなぎ、零封勝ちを決めた。 ソフトバンクは連勝でカード勝ち越しとなり、6月最初の試合を白星で滑り出すとともに、貯金を17に増やした。
西日本新聞社