菊池雄星、古巣マリナーズに6回3安打1失点9Kで降板…打線は開幕からまだ1点の援護なし
◆米大リーグ ブルージェイズ―マリナーズ(10日、カナダ・トロント=ロジャースセンター) ブルージェイズの菊池雄星投手が10日(日本時間11日)、本拠で古巣マリナーズ相手に先発。6回まで3安打1失点。9奪三振の力投も、開幕から1点の援護も無い打線がこの日も右腕ギルバートに0行進だった。菊池の降板後7回にゲレロが3号ソロで追いつき、黒星は免れた。 菊池は今季初登板のレイズ戦こそ5回途中3失点で敗戦投手になったものの、4月5日には強力打線のヤンキース6回途中4安打無失点に封じ込め、白星こそつかなかったが勝利に貢献。カーブを33球と多投し、奪った7個の三振中4個が、カーブを決め球にしていた。 この日は古巣相手にスライダーを有効に使って6回まで9K。ただ、3回に四球から二盗を許し1番クロフォードに右前タイムリーを許して先制点を与えた。菊池は89球投げストライクが58球で安定、防御率は2・30までになったが、打線の援護が待ち遠しい。
報知新聞社