久しぶりに見たあの子は、今もキレイなままで……そんな気分になる日産SUV「ムラーノ」新型登場!
好きだったあの子は今ごろどうしているだろう? そうと思っていた矢先に偶然再会した彼女は、雰囲気は変わったものの相変わらずキレイなままで……。 ▶︎すべての写真を見る そんな歌の詞やフィクションの物語はたくさん聞いたことがあるが、現実の世界に現れた日産「ムラーノ」の4代目は、十年ぶりに会ったあの娘みたいに、以前とも違う力強さと上品さを備えながら、相変わらずいいデザインだった。
「力強いのにエレガント」は、男の理想!?
そもそもムラーノは、2002年12月に北米で初登場したSUV。その流麗なスタイルに日本でも待望論が高まり、ついに2008年9月に日本へもやってきた。つまり帰国子女なのだ。 しかし、クセ強な見た目は好き嫌いがハッキリ分かれたようで、フタを開けてみれば日本では期待されたほど売れず。2代目の販売が2015年4月に終了すると、そのまま姿を消してしまった。
その後は北米やメキシコ、中国などでも3代目が活躍しているという風の噂は聞いていたが、この4代目のスタイルといったら! 日本にいた頃の流麗なラインとまた違う、同社いわく「エネルギッシュ エレガンス」な姿に思わず引き込まれる人も多いのではないだろうか。
日本では見られない運転支援機能も
ドアを開けてみても、ニューモデルらしくディスプレイが2つ並ぶ洗練されたインパネが魅惑的だ。 インパネ中央のディスプレイにはGoogleがビルトインされていて、Googleマップをはじめさまざまなアプリを使うことができる。
もちろんドライブだって最新の“NISSAN”スタイルだ。 全方位運転支援システム(現地名は「セーフティシールド360」)は全車に標準装備され、高速道路での運転が楽になる2種類のプロパイロットや、駐車の際などに自車を真俯瞰で見られる「アラウンドビューモニター」など、日本の最新日産車でお馴染みの機能が用意されている。
さらに北米のSUVモデルには順次採用されている、ボンネット下があたかも透けてみえるかのような「インビジブル フードビュー」もある。我々が知っているムラーノからは、経年相応に、格段に進化しているというわけだ。