バイデン大統領の次男は薬物依存 検察、公判で証拠提示
【ワシントン共同】バイデン米大統領の次男ハンター氏(54)が2018年に薬物依存を申告せず銃を購入したとして起訴された事件の公判が4日、東部デラウェア州の連邦地裁で開かれた。検察は冒頭陳述で、薬物依存を裏付けるためハンター氏が銃購入の数日後にコカインを吸引したとする証拠を提示した。 弁護側は、銃購入時にハンター氏自身が薬物依存状態だと認識していなかったとして無罪を主張した。公判の展開はバイデン氏が再選を狙う大統領選に影響する可能性がある。 検察は、ハンター氏が所持していたコカインとみられる白い粉の画像や、上半身裸のハンター氏がコカインを吸引しているように見える動画を示した。