米レクサスの大金星。メジャーリーグクリケット2024大会のオートモーティブパートナーへ
リーグ設立やスタジアム建設など出資者が当然いるワケで、そのメンバーもまた注目しなければなりません。2022年の出資者はマイクロソフトCEOのサティア・ナデラ、実業家のロス・ペロー・ジュニア、アドビ財団の理事長シャンタヌ・ナラヤンなど有名どころ多数。当時で約1億2000万ドル集まったといわれます。
米国レクサスの契約がなぜ大金星だったかといえば、この契約はスーパーボールでCM流すより遥かにお安いでしょうし、BRICS諸国から出たスター選手のなかには貧困層出身者もいるはず。昭和のオジサン流にいえば、泪橋から這い上がった矢吹ジョーがレクサス乗ったらどうです? 未来に対する投資と思えばその金額は激安。しかも対費用効果は計り知れません。
最後にクリケットについて。野球の原型といわれるスポーツだけに、とても似た部分が多くあります。ピッチャーはボウラー、キャッチャーはウィケットキーパー、野手はフィールダー、打者はバッツマンと呼ばれます。試合を行うフィールドはプロクラスで直径約120mの円形です。
親の仇かってくらい助走をつけて投げるボウラーは投球時に肘を曲げてはいけません。ワンバウンドさせるのもクリケットならでは。バッツマンが振り回す平たいバットはクリケットバットといいます。打球を飛ばすのは前方向とは限らず360度OK! 1チーム11人編成なので9人のフィールダーがボウラーとバッツマンの勝負を取り囲むようにポジションを取ります。
得点方法など詳細は百聞は一見に如かずなのでYouTubeなどご覧ください。また、「日本クリケット協会」がありますので興味をお持ちの方はアクセスを。ブレークスルーを成し遂げたレクサスから目が離せませんね。それではまた! Text:Seiichi Norishige
教重 誠一