仕切り板撤去で船の後部が浸水 下地島沖ダイビング船転覆事故 運輸安全委が報告書
沖縄テレビ
去年8月、宮古島市下地島の沖合で20人を乗せたダイビング船が転覆した事故で国の運輸安全委員会は船の後部にある仕切り板を外した状態で運航していた事で海水が流れ込んだとする報告書を公表しました。 この事故は去年8月、下地島の沖合でダイビング客など20人が載った船が転覆したもので全員救助され、けが人などはいませんでした。 事故について国の運輸安全委員会はきょう報告書を公表しました。 船の後部にある仕切り板を外した状態で運航し重い潜水機材を積んでいた事で海水が機関室に流れ込み事故につながったとしています。 仕切り板はダイビングをしやすいよう、取り外されていたものでその状態での乗船人数の上限は11人でした。 報告書ではJCI・日本小型船舶検査機構による検査でも不備が見過ごされていたと指摘しています。
沖縄テレビ