米インドネシアが合同演習 陸自参加、奪回訓練も
【ジャカルタ共同】インドネシア軍と米軍などによる合同演習「スーパーガルーダシールド」の開始式が26日、インドネシアで開かれた。昨年に続き陸上自衛隊も加わり、約280人を派遣した。オブザーバーを含め約20カ国が参加する。9月6日までの予定で、島しょ奪回、降下訓練などを行う。 米インドネシアは2007年から陸軍の合同演習を実施。22年から空・海軍のほか、他国も加わり拡大した。中国は参加しておらず、米側は「米国とインドネシアの協力がインド太平洋地域の安定性を高める上で有効であることの表れだ」と強調している。 開始式はジャワ島東ジャワ州の州都スラバヤ近郊で行われた。