JR西日本の長谷川一明社長「京都駅の近くが望ましい」北陸新幹線の新駅について改めて考え示す【福井発】
福井テレビ
JR西日本の長谷川一明社長は18日、北陸新幹線「敦賀ー新大阪間」の小浜から京都市内を通過する3つのルート案について「新駅は現在の京都駅に近い場所に設けることが望ましい」との考えを改めて示しました。 JR西日本の長谷川社長は「客とってどこが一番便利かという観点からすると、現在の京都駅近くが望ましいのではないか。3案それぞれに長短あると思うが、いずれにしろ地元の理解を得て進めることになるので、選択された結果に対してオペレーションしていく」と話しました。 長谷川社長は「北陸新幹線が新大阪まで延伸することは社会的に大きな意味を持つ」と改めて強調しました。 また、JR西日本がJR東日本と共同で技術開発を進めている自動運転技術について、2029年度から北陸新幹線「敦賀ー金沢間」で自動運転を導入すると発表しました。 運転士は運転席に常時いる必要があり、運転士がボタンを押すと出発し、到着駅では自動的に停止します。 自動運転の導入により、運転士の業務量の削減や、駅発着時のホーム上の安全確認に注力できることなどが実現できるとしています。
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