「ファンタスティック・ビースト」シリーズは「おそらく」終わったと主演のエディ・レッドメインが発言
「ファンタスティック・ビースト」シリーズは「おそらく」終わったと主演のエディ・レッドメインが発言
「ハリー・ポッター」のスピンオフ映画「ファンタスティック・ビースト」シリーズに主演するエディ・レッドメインが、続編について「おそらく」実現しないだろうと語り、シリーズ第4作は期待できないと示唆している。 「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」画像・動画ギャラリー ニュート・スキャマンダー役のレッドメインはComicBookのインタビューで、『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』の続編は制作されない可能性が高いと語った。なお「ファンタスティック・ビースト」シリーズ当初、5部作になる計画だった。 レッドメインは、「おそらく(ファンはニュートの最後の姿を)見たと思います。かなり率直な答えだけど、そういうことです。僕が知る限りはね。ワーナー・ブラザースの人たちやJ・K・ローリングに訊く必要があるけど、僕が知る限りではここまでです」と答えた。 「ファンタスティック・ビースト」シリーズは、根強い人気と成功を誇る「ハリー・ポッター」シリーズのスピンオフであるが、批評的にも興行的にも順調とはいえなかった。第1作は批評ではいまひとつながら興行では好調な滑り出しを見せたが、続編2作は同様の結果を出せなかった。 第3作の『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は特に苦戦し、IGN USのレビューでは10点中4点というスコアに。「まるで魔法の世界を卒業したいと思っている人々によって作られた映画であるかのように感じられる」と評されていた。 レッドメインの発言は、2023年10月に同シリーズが「停止している」としたデヴィッド・イェーツ監督のコメントとも一致する。ワーナー・ブラザースは『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』の興行成績を見守っていたとされるが、反響を考えると、現時点で第4作の発表がないことに驚きはないかもしれない。
Ryan Dinsdale