チェルヴィニア

　秋華賞は、京都芝の内回り2000メートルで行われる。過去10年を振り返り、連対が厳しい馬を探した。 　▼前走掲示板外では…　前走が6着以下だった馬は【0・0・1・54】。2017年モズカッチャンが唯一馬券圏内の3着に入ったが、同馬はオークス2着の実績があった。G1で好走例がなく、前走6着以下では敷居が高い。〈該当馬〉ホーエリート、ラビットアイ、アドマイヤベル、ラヴァンダ。 　▼前走中京では…　前走が中京だった馬は【0・0・2・16】で連対例がない。中京開催のローズSを制した馬も20年リアアメリアが13着、21年アンドヴァラナウトが3着、22年アートハウスが5着と本番では結果を残せていない。本番と直結しづらい前走中京組は大きく割り引きたい。〈該当馬〉クイーンズウォーク、タガノエルピーダ、チルカーノ、ランスオブクイーン、セキトバイースト。 　▼ダイワメジャー産駒は…　ダイワメジャー産駒は【0・0・1・4】。19年シゲルピンクダイヤが3着に入ったが、同馬は桜花賞2着の実績があった。そもそもダイワメジャー産駒は、2000メートル以上の芝G1で【0・0・1・32】と連対例がない。血統的にダイワメジャー産駒は厳しい。〈該当馬〉ボンドガール。 　▼前走クイーンS組は…　前走がクイーンSだった馬は【0・0・0・5】。17年アエロリット、23年ドゥーラがいずれもクイーンSを勝って本番に臨んだが、それぞれ7、4着に敗れている。着順にかかわらず、前走クイーンS組は割引が必要だ。〈該当馬〉コガネノソラ。 　以上から連対の可能性があるのは、ミアネーロ、チェルヴィニア、クリスマスパレード、ステレンボッシュの4頭。