タクシー、バスなど運営会社が新型ウイルス対策 乗務員らにマスク、手洗いを指示
バス会社、従業員のマスクで利用者に理解求める
東京都と埼玉県で路線・観光バス事業を展開する国際興業は、従業員を通じた感染を防ぐため、1月29日からバスの乗務員・バスガイドに対してマスクの着用を義務付けました。また、社員全員に対してもせっけんでの手洗いや、手のアルコール消毒を徹底するよう指導しました。マスク着用については同日、ニュースリリースを公表し、「ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます」と利用客に理解を求めました。
東京都 感染疑われる人は「タクシー、公共交通機関の利用避けて」
感染症の発生状況などを発信する東京都感染症情報センターは、以下に当てはまる人について、移動する際には、「タクシーや公共交通機関の利用はできるだけ避けてください」と呼び掛けています。 (1)新型肺炎の患者と接触した人 (2)新型コロナウイルスの感染が疑われる人 (3)患者が発生している地域から帰国した人 (取材・文:具志堅浩二)