小中高校での暴力行為 昨年度県内3100件で過去最多 いじめの認知件数は全国平均上回る
文部科学省が毎年実施している、児童生徒の問題行動や不登校などの調査結果が31日公表され、昨年度、県内の小中高校で発生した殴る蹴るなどの暴力行為は3100件となり過去最多となったことが分かりました。 不登校の児童・生徒は小・中学校で7013人、高校で1227人と、いずれも過去最多を更新しています。 県教育長は、暴力行為の増加について「対人関係を育む力や感情をコントロールする力を高めていく必要がある」とコメントしていて、不登校の子どもについては、空き教室を利用した支援事業などに取り組むとしています。 このほかいじめの認知件数は、1万3838人と前年度より約300人減少しましたが、1000人当たりの認知件数としては63.8件と全国平均を上回っています。
琉球放送