“チェーンで縛られ暴行” 私立中バスケ部上級生ら4人を提訴 「しかるべき責任を取っていただきたい」 福岡市
テレビ西日本
去年、福岡市内の私立中学校のバスケットボール部で男子生徒がチェーンで縛られ暴行を受けた事件で、この生徒が、当時の上級生ら4人を相手取り損害賠償を求める訴えを起こしました。 訴えを起こしたのは、現在、中学2年の男子生徒です。
訴えによりますと、福岡市内の私立中学校のバスケットボール部に所属していたこの生徒(当時中1)は去年9月、上級生ら4人から「部活をサボった」などとうその情報を流された上、鉄製のチェーンで縛られ、顔を平手打ちされるなどの暴行を受けたということです。 生徒は、顔を打撲するなどのけがをしたほか、PTSDの症状が出て転校を余儀なくされたなどとして、当時の上級生ら4人に損害賠償を求めています。 賠償額は公表されていません。 この事件を巡っては、この4人のうち2人が去年12月、家庭裁判所に送致されています。 生徒の両親は、「加害者の少年たちには自分たちの行為に真摯に向き合い、しかるべき責任を取っていただきたい」としています。
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