ビヨンセのニューアルバムにリーバイスが粋な反応 曲名に合わせてブランドロゴを変える
3月29日にニューアルバム『Coyboy Carter』をリリースしたビヨンセ。先週末には緊急来日も果たし、日本のビーハイブたちを熱狂させた。老舗デニムブランド「リーバイス」もこのアルバムに反応、なんとブランドのロゴを変えた。 【写真】おしゃれ歌姫ビヨンセの誕生～最新ファッションまでの変遷ストーリー
きっかけはアルバムに収録されている楽曲「Levii's Jeans」。ポスト・マローンをゲストに迎えた一曲だがブランド名が「Levi's」ではなく「Levii's」と「i」が1つ増えている。ちなみにタイトルだけでなく歌詞にもリーバイスのジーンズが登場。ビヨンセは「坊や、私のリーバイスジーンズにならせてあげる/だから一日中私のお尻を抱きしめていていいよ」と歌っている。
アルバムがリリースされると、アメリカのリーバイスはすぐにインスタグラムのアイコンに使っていたブランドロゴを変更。「i」を2つにするとプロフィールも「Levii's」にチェンジ。さらに「FKA Levi’s（元リーバイス）」と自己紹介、ハチの絵文字も添えるという念の入れようを見せている。さらにジーンズを履いたお尻の写真を投稿、「今すぐリーバイスのジーンズになろう」と歌詞を踏まえたコメントも添えている。この粋な計らいにビヨンセのファンは大喜び。
ちなみにビヨンセが「i」を二つにしたのはこのアルバムが彼女の「Renaissance」シリーズの「act ii（第2幕）」だから。「AMERIICAN REQUIEM」「SPAGHETTII」という楽曲のタイトルも「i」が2つになっている。ビートルズの名曲「ブラックバード」のカバーも収録されているがタイトルは「BLACKBIIRD」。
リーバイスのジーンズのお尻の投稿は1日で3万件を超える「いいね」を獲得した。その前の投稿の「いいね」の数が約4,000だったのを見るとその反響の大きさがわかるはず。それにしても老舗ブランドにロゴをあっさり変更させてしまうとは！ ビヨンセの威力にもリーバイスの遊び心にも感服。
