閉校控え最後の卒業式も 公立小295校で“門出” 広島
旅立ちの季節です。19日、県内の公立小学校295校で卒業式が行われ最後の卒業式を迎えた小学校もありました。 「卒業生入場！」 佐伯区にある湯来西小学校。児童数の減少などを受け来月、湯来東小学校と統合されます。最後の卒業式では在校生8人と教職員や保護者らが見守る中、児童2人が卒業証書を受け取りました。 湯来西小 元田学校長「最後の卒業生である2人は最上級生としてさまざまな場面で学校全体をまとめ引っ張ってくれました」 最も多い時には415人が在籍していましたが、最後の1年は10人の児童が思い思いに学校生活を送りました。 担任の教師が作成した2人の6年間の思い出をまとめた動画に涙を流す姿も… 卒業生 田村茉莉佳さん「今までの人たちがみんながつないできてくれたものなので、それに恥じぬようにしっかり真剣な気持ちで臨みました」 卒業生 伊藤吏希さん「楽しかったし学校ってこんなことできるんだとか、友達とかいっぱいできて楽しかったです」 23日には閉校式と閉校記念行事が行われ、湯来西小学校は148年の歴史に幕を下ろします。
