【DeNA】「チームのため、ファンのため…」オースティンの活躍で快勝 7回一挙4得点に「チームでもぎとった4点」
◇プロ野球 日本シリーズ第4戦 DeNA5-0 ソフトバンク(30日、みずほPayPayドーム) 【画像】好投を見せたDeNAのケイ投手 敵地で2連勝を飾り、2勝2敗としたDeNA。第4戦は投打がかみ合い、5-0で快勝しました。 勝利の立役者となったのが、オースティン選手です。前日の第3戦からスタメン復帰。「体の状態は正直よくないんですけど、チームのために、ファンのために、持てるすべてを出し切るつもりで試合に臨んでいます」と、満身創痍(まんしんそうい)の様子でした。 それでも4回、オースティン選手がソロホームランを放ち、先制に成功します。 オースティン選手は、「いい感触で打つことができました。追い込まれていたと思うので、芯でしっかりとらえようと思うことが、いい結果につながりました」と振り返り、あの打席でホームランを打つことができてうれしかったです」と笑顔を見せました。 7回には、宮崎敏郎選手のソロホームランから始まり、桑原将志選手のタイムリーツーベース、さらにオースティン選手がレフトへタイムリーヒットを放ち、一挙4得点を奪いました。 「本当にいい攻撃を、1番から9番、打席が回ってきたすべての選手がやってくれたと思います。こういう大きな試合を勝つためには、チームでの努力が必要になってくると思うんで、チームの力でもぎとった4点だと思います」と、うなずいたオースティン選手。4打数3安打1本塁打の活躍となりました。 この日、DeNAが勝利したことで、通算成績は2勝2敗に。再び、ホームの横浜でプレーできることについて、「本当に楽しみにしています。今シーズン通してずっと球場に持ってきてくれた、ベイスターズファンの熱いエネルギーをきっと日本シリーズの舞台でも持って帰ってきてくれると思うので、彼らの前でプレーすることができるのが楽しみです」と語りました。