13番目の指名・西武2位渡部聖弥が指名あいさつ「球団に2位でとってよかったと思える活躍を」
西武からドラフト2位指名の大商大・渡部聖弥外野手(22)が同大学内で指名あいさつを受けた。 今秋連盟記録タイの119安打を達成したバットマンは、指名あいさつ後、来春開幕スタメンに立候補した。「新人で大口はたたけないですが、キャンプからアピールしてクリーンアップを打ちたい」。 大学時代に東西で名をはせたドラ1コンビと、今度はパ・リーグでしのぎをけずる。 楽天1位の明大・宗山塁内野手(21)、ロッテ1位の青学大・西川史礁外野手(21)の2人だ。広陵(広島)同期の宗山は、2年生ながら日本代表に選出された。西川は渡部が3年で代表入りした時、もう4番に座っていた。 2人はドラフト1位だったが、自身はウエーバーでは13番目の2位指名。評価の違いに、燃えている。「2人とも1位で、自分は2位。評価は低かった形なので、やっぱり絶対負けて終われない」。気持ちは、1つ。「1年目から2人よりも、2人以外にも1位で呼ばれた選手よりも活躍して、西武の球団に『2位で取ってよかったな』と思ってもらえるように活躍したい」。強くたくましく、ライオンズの顔を目指す。