メロン記念日が25周年に再結成、メンバーに裏側を直撃「初めてのわがままでした」
1999年に結成、『This is 運命』など今もなおハロー!プロジェクトで歌い継がれる名曲をリリースしたアイドルユニット「メロン記念日」。2010年に惜しまれながら解散した彼女たちが、デビュー25周年目の節目に3人で再結成。15年ぶりに本格活動を始めるメロン記念日に直撃インタビューを敢行した。(メンバーの斉藤瞳は新潟からリモート参加) 【写真】メロン記念日再結成、村田めぐみ&柴田あゆみ撮りおろしカット【7点】 ──再結成の経緯からお聞かせください。 村田 メロン記念日が解散してから、10周年、15周年といった大きな区切りを迎えるたびに「何かやれたらいいな」という気持ちはずっとあったんです。私からみんなに声をかけたこともありましたが、なかなか簡単にはいかず。 ようやく2018年に「Hello! Project 20th Anniversary!! Hello! Project ハロ!フェス 2018」で1日限りの再結成をして、メンバーも周りのスタッフさんたちも、すごく良いライブができたという手ごたえがあり、そのときのライブの感覚が忘れられず、またやりたいなという思いを改めてもちました。 柴田 再結成に一番大きな影響を与えてくれたのは、太陽とシスコムーンさんのライブを観たことです。そこで改めて私たちもステージ側からの景色を見たいなと思いました。 村田 太陽とシスコムーンさんが歌っている姿が輝いていて、憧れと共に懐かしい気持ちが湧いて、たくさんの刺激を受けたんですよね。 斉藤 あとハロー!プロジェクトのコンサートなどを観ていると、今のハローのメンバーが私たちの曲をパフォーマンスしてくれることが多くて、長い年月が経った今もメロン記念日はハロー!プロジェクトの歴史にいるんだなと感じさせてもらっていたんです。 グループ名に“記念日”を冠している以上、何かしたいという思いはありつつもデビュー20周年の節目はコロナ禍で何もできなかったので、25周年は再結成したいという気持ちが強くなって、誰からともなく「やりたい」という話になりました。 ──今回は当時の事務所も協力のもと再結成という形になりました。 村田 メンバーだけで動いても規模の限界もありますし、再結成を決めてからすぐにアップフロント(前事務所)に相談しました。 斉藤 私は現在の活動拠点が新潟なんですけど、大事なことがあるときは必ず東京に行くようにしていて。再結成を嘆願しに行くときも、強い思いをアップフロントのスタッフに直接ぶつけに行きました(笑)。 柴田 解散後、初めてのメンバーからのわがままでしたね(笑)。