ホロライブ所属VTuberがメタバース「VRChat」に続々参戦
VTuberグループ・ホロライブの所属タレントたちが、続々とソーシャルVRプラットフォーム・VRChatに参戦しています。 【画像】VRChat上で交流する火威青さん、白上フブキさん、アキ・ローゼンタールさんを見る 11月1日には、ホロライブ、hololive DEV_IS、ホロライブEnglish、ホロライブインドネシアの4グループの合同企画「Justice's Haunted Investigation」がVRChatで実施。 20名近くが参加した、大規模なVR上でのコラボとなりました。
VRChatで4グループ合同の大規模ハロウィン企画が実施
「Justice's Haunted Investigation」は、ホロライブEnglish所属のVTuberユニット・Justiceが中心となって実施した配信企画。同ユニットを中心に、合計19名が参加しました。 4チームに分かれた参加者に課せられたミッションは、呪われた邸宅を探索し、8つの部屋から指定されたアイテムを回収すること。 VRChat上に制作された特設会場は、Justiceメンバーのモチーフも見られる広大な洋館です。 本企画は複数人の参加者で同時に配信。それぞれの視点から探索の様子が映されています。 前半はまだかわいらしいものの、後半はおどろおどろしさが見えてくる、ボリュームある謎解きをどう突破していくか。チーム内のかけあいと合わせて見どころです。
VRChatとホロライブのこれまで
ホロライブプロダクションでは、以前よりホロライブEnglishが中心となってVRChatを活用してきました。 とりわけ、先日配信活動を終了したワトソン・アメリアさんは積極的にVRChatで配信を行うだけでなく、自らワールド制作をプロデュース。 現在も、ワトソン・アメリアさんが手がけたワールドには誰もが訪れることができます。 一方、日本国内ではごくたまに一部のタレントがVRChat配信を行うだけで、積極的な利用は見られませんでした。
火威青が灯したホロライブタレントのVRChat熱
この状況を一変させたのが、2024年9月末に実施された、ホロライブプロダクション傘下グループ・hololive DEV_IS内ユニット・ReGLOSS所属の火威青さんのVRChat配信です。 火威青さんはこの配信で、VRChatプレイ歴5年で、VRヘッドセットとフルボディトラッキングデバイスを所持しているヘビーユーザーであることを公表。 この後、VRChatのワールドや、市販アバターと衣装を組み合わせる「アバター改変」など、配信上で度々VRChatの文化を紹介してきました。 この火威青さんの動きを境に、他のホロライブ所属タレントもVRChatに興味を示しはじめました。 白上フブキさんもVRChat配信への意欲を露わにしており、今回「Justice's Haunted Investigation」への参加によって見事実現しました。 日本国内では現在、ストリーマーのスタンミさんの配信をきっかけに、VRChatへの注目度が急上昇しています。 VTuberの間でもVRChat配信は増えつつありますが、今回の「Justice's Haunted Investigation」をきっかけに、その流れはさらに加速するかもしれません。
浅田カズラ