若年層の人材確保へ 半導体を身近に 石狩で体験教室
北海道を支える半導体分野の人材確保へ。体験しながら半導体について学ぶ教室が石狩の中学校で開かれました。 教室は、千歳へのラピダス進出を受け、将来的な半導体分野での人材確保を図ろうと、道が昨年度から道内の高校や小中学校で開いています。きょう石狩の花川北中で開かれた教室には、1年生およそ80人が参加しました。生徒たちは電気を点ける、プロペラを回すなどの体験を通じ、半導体について学びました。 男子生徒は「半導体がどれだけすごいか、結構身近にあるんだなと分かった」と楽しそうに話しました。 北海道経済部・次世代半導体戦略室の米地篤参事は「将来的に半導体人材の不足が見込まれる。理系・文系を決める前から興味・関心を持ってもらえたら」と目的を話します。 道は来年度以降も教室を開きたい考えです。