水をほとんど使わないコメ作り カギは“ビール”? 新農法はメタンガスも削減【Nスタ解説】
■1年に2回も収穫の二期作 石垣島でもコメ作り 日比キャスター: 石垣島の「照沼農園」では、田んぼを借り、コメの二期作に挑戦するということです。 一般的なコメ作りは、4月から5月に田植え、9月から10月に収穫します。一方、石垣島でのコメ作りは、2回行い、▼1回目は2月に田植え、6月に収穫、▼2回目は7月に田植え、11月に収穫するということです。 今年の1回目の収穫は、コメ不足の中、“日本一早い新米”として販売し、好評だったそうです。 農家の皆さんが様々なSDGsの取り組みをしている中で、消費者も買うときに、「どのように作られているのか、どんな思いで作られたのかを考えて選んで買うことをSDGsに繋がっていく」という話もありました。 山内あゆキャスター: コメ作りのプロセスが長いことはよくわかっていますが、どうやって作られているのかを、パッケージの表示で見られるようになると、見て選ぶこともできていいですよね。 日比キャスター: 水をたくさん使わなくて済むのであれば、被災地などなかなかコメ作りが難しい地域でもできるかもしれません。 産婦人科医 宋美玄さん: どの地域にどんな災害が起こるかわかりません。海外から食料を買えなくなるときが来るかもしれないので、技術が進んで、北から南まで、どこでもコメを作れるようになるのは、未来のあることだと思います。 日比キャスター: 「今後はこの技術、海外の進出も目指したい」とも言っていました。
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