九州南部の大雨の峠は越えるも… 24日にかけて北陸では大雨か 雨雲発達で“警報級大雨”の恐れ【今後の雨・風のシミュレーション】
鹿児島県では21日明け方に九州南部では線状降水帯が発生し、大雨となりました。 気象庁によりますと、大雨の峠は越えたものの、これまでに降った雨で地盤が緩んだところや増水している河川があることから、九州南部では21日の夕方にかけて土砂災害や河川の増水、氾濫に警戒するよう呼びかけています。 【画像】今後の雨風シミュレーション 26日(水)午後3時まで 気象庁によりますと、前線を伴った低気圧は東海道の沖にあり、寒冷前線が九州南部を南下しているということです。九州南部では20日からの総雨量が400ミリを超え記録的な大雨となっているところがあるということです。 この後、一度雨は上がるものの、22日ごろからは再び西から雨となりそうで、梅雨前線の北上に伴って、北陸などでは23日ごろに大雨となる所がある見込みです。 気象庁は雨雲が予想よりも発達したり、停滞したりした場合は“警報級大雨”の恐れがあるとしています。 ■北陸地方の雨の予想 ▽23日(日)正午までの予想24時間降水量(多い所) 新潟県 80ミリ 富山県 120ミリ 石川県 100ミリ 福井県 120ミリ ▽24日(月)正午までの予想24時間降水量(多い所) 新潟県 100ミリ 富山県 150ミリ 石川県 120ミリ 福井県 150ミリ 梅雨前線の位置によっては大雨が降るエリアが変わる見込みです。 また雨が強まり、短時間で多くの雨が降る恐れもあります。今後の気象情報に注意してお過ごしください。
新潟放送