角田裕毅が『F1』公式によるオーストラリアGPパワーランキングで3番手評価!「母国GPの僚友リカルドよりも前でRBをけん引し続けた」|F1
2024年第3戦オーストラリアGPの結果を受け『F1』公式が同レースのパワーランキングを発表した。ビザ・キャッシュアップRBの角田裕毅は、20人中3番手という高評価となっている。 メルボルンでの第3戦で角田裕毅は、金曜日のFP1から上位勢に匹敵する速さを示した。予選ではQ1、Q2といずれもトップ10圏内での勝ち上がりとなり、Q3ではアストンマーティン勢を上回る8番グリッドを獲得している。 決勝レースではマックス・フェルスタッペン、ルイス・ハミルトン、ジョージ・ラッセルがDNFとなる中、5強7名に続く8番手でフィニッシュチェッカーを受けた。レース後、フェルナンド・アロンソに20秒のタイムペナルティが課されたことにより、角田は7位繰り上がりとなった。今シーズン3戦目で嬉しい初入賞となり、一気に6ポイントを手にしている。 6点を手にした角田は、ドライバーズランキングで5強10名に次ぐ11位となった。第2戦で同じく7位入賞だったオリヴァー・ベアマン(フェラーリ)と同ポイントながら、完走回数の多さから角田が総合11位、ベアマン12位となる。 アルバート・パーク・サーキットで存在感を示した角田裕毅について『F1』公式による5人の識者は、パワーランキング20人中3番手の高評価で、10点満点中8.2点の評点を付けている。日本人ドライバーについて、次のように称賛した。 「このレースは、RBの僚友であるダニエル・リカルドにとってホームグランプリ。だがこの週末はリカルドよりも、前に立ってRBをけん引し続けたのは角田裕毅だった。予選8番手、レース決勝は1つ前の7位という成績を収めた」 「イタリアのチーム(RB)に貴重な今シーズン初ポイントをもたらした。この活躍により、角田はパワーランキングで表彰台に相当する3番手という位置を獲得している」 今季は5強10名のポテンシャルが高く、RBとしてはそこにどうやって食い込むかが大きな見どころとなる。今回は予選でアストンマーティン勢を上回り、決勝では上位勢3名がDNF(ラッセルは完走扱い)、そしてフェルナンド・アロンソに20秒のタイムペナルティが課されたため、角田は7位に繰り上がりとなった。 予選では上位勢に割って入り、決勝ではベスト・オブ・レストの7位。RBのマシンを駆っての上出来な結果から、角田についてはパワーランキングで3番手の高評価となったようだ。