後藤真希、デビューから25年「短かった」 転機は事務所移籍 ライブへの思いも語る
事務所移籍で「自分主体で自分がやりたいことに近づいていく感覚」に
さまざまな転機があるが、ターニングポイントは「モーニング娘。を卒業したタイミングもそういうポイントになってくると思うのですが、自分としては2007年にハロー!プロジェクトを卒業したいことかな」と回顧する。事務所をエイベックスに移籍したことは「大きかったですね」といい、「“アイドルという枠でどう表現するか”だったのが、“やりたいことをやる”になることは、違う感覚。自分主体で自分がやりたいことに近づいていく感覚がありましたね」という。 振り返ると25年は「短かった」とほほ笑む後藤。大きく変わったこともあるがこの25年の中で、変わらず大事にしているのはやはりライブだ。「ライブは生モノ。その瞬間にその場所に来てくれるお客さんたちと、どうその時間を楽しむのか。それを常に大事にしていますね」と語る。 この先、26周年、27周年…どう時を重ねていきたいか聞くと「やはり、ファンのみなさんも、私自身もそうですが、ステージを共有する時間は一瞬で過ぎていく。でもその瞬間を楽しくするのはどうすればいいのか、そこを大事にしてこれからも歌っていきたいですね」と抱負を述べた。 ■後藤真希 1985年9月23日生まれ、東京都出身。1999年、当時13歳でモーニング娘。としてデビューし、「ゴマキ」の愛称で大ブレイク。2002年に卒業し、2007年にはハロー!プロジェクトも卒業。2008年にエイベックスに移籍したことを発表。ソロ歌手として活動し、2024年にデビュー25年を迎え、13年ぶりの新曲となる「CLAP CLAP」を発表。25周年ツアーも開催した。2021年に発売し大ヒットを遂げた写真集『ramus』に続き、『flos』を11月29日に発売する。
田中景子