ザ・ウィークエンド、Spotifyとタッグを組んだ45分のコンサート・フィルムが公開
現地時間2025年1月7日、Spotifyがザ・ウィークエンドとのパートナーシップのもと、コンサート・フィルム『Billions Club Live With The Weeknd』を公開した。 この45分に及ぶコンサート・フィルムには、Spotifyで10億回以上ストリーミングされた25曲を称えるために、先日米LAで行われた一夜限りのコンサートの模様が収められている。 OBBピクチャーズが手掛けたこのコンサート・フィルムで、ザ・ウィークエンドはヒット曲や近日リリース予定のニュー・アルバム『ハリー・アップ・トゥモロー』からの新曲も披露しており、iOS、Android、デスクトップ、TVデバイスで視聴可能だ。さらには、ザ・ウィークエンドが録音した特別なナレーションが含まれており、その中で彼は「キャリアを通じて変身を遂げた瞬間を振り返り、世界中のファンへの感謝の気持ちを表現している」と説明されている。 ニュー・アルバム『ハリー・アップ・トゥモロー』は、1月24日にリリースされる予定で、2020年の『アフター・アワーズ』、2022年の『ドーンFM』に続く3部作の最終章となる。新作には、先行シングル「Dancing in the Flames」、プレイボーイ・カルティとのコラボ曲「Timeless」、アニッタをフィーチャーした「São Paulo」などが収録される。 2023年5月に公開された米Wマガジンとのインタビューで、彼は「今取り組んでいるアルバムは、おそらくザ・ウィークエンドとしての有終の美になるだろう。これは僕がやらなければならないことなんだ。ザ・ウィークエンドとして、言えることは全て言ってしまった」と説明し、今後は本名のエイベル・テスファイとして音楽を作る可能性があることを示唆していた。 さらに、新作のリリースに合わせて、同名の心理スリラー映画『ハリー・アップ・トゥモロー』の公開も決定している。トレイ・エドワード・シュルツ監督による今作には、ジェナ・オルテガとバリー・コーガンも出演予定となっている。