大阪・夏の風物詩ギャルみこし 歴代オールスターが奮闘
大阪・夏の風物詩ギャルみこし 歴代オールスターが奮闘 THE PAGE大阪
今年は35周年でわっしょい──。大阪市北区の「天神橋筋商店街」で23日、恒例の「天神祭女性御神輿(通称・ギャルみこし)」が行なわれた。今年は35周年ということでオーディションを行わず、これまでのメンバーから選ばれた「歴代選抜メンバー」が同商店街周辺を練り歩き、見物人などからは拍手と大歓声があがった。
重さ200キロのみこしを歴代選抜メンバーがかつぐ
天神祭の宵々宮に行われるギャルみこし。毎年、米俵をかつぐなど厳しいオーディションを勝ちぬいた15~30歳の女性80人が選ばれているが、今年は35周年という節目の年ということから「ギャルみこし記念巡行」という形で一般募集を行わず、歴代メンバーから選ぶ形で行われた。 歴代メンバーということで、久々にねじりはちまきに法被姿となる人が多く、重さ約200キロもあるみこしをかつぎ「わっしょい わっしょい」の声をあげながら同商店街を練り歩いている。
見物人「きょうは同窓会みたいやね」
この様子を見ていた同商店街の飲食店経営の男性は「毎年この『わっしょい』は楽しみやが、今年はまたこうして歴代メンバーが帰ってきてくれた。だから見ていて安心感が例年以上にあるというか。同窓会みたいなもんやね」と話し、目を細めながらみこしを見守っていた。
写真を撮りに来たという大阪市阿倍野区の60代の男性は「何年も撮りに来てるけど、前に写した子もおった。なんか今年もいつもと違う楽しさがある」と言いながらシャッターを切り、みこしを追いかけていった。 ギャルみこしは午後5時まで巡航予定。公式サイトで巡航マップが公開されている。