メッシが示唆…MLSのインテル・マイアミが「現役最後のクラブに」。引退時期については…
リオネル・メッシは現在所属しているメジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミが、現役生活における自身最後のクラブになると考えているようだ。イギリス『BBC』が伝えている。 コパ・アメリカ2024 試合日程・結果・順位表・組み合わせ サッカー史上最高の選手の1人して呼び声の高いメッシ。13歳からバルセロナの下部組織でプレーし、2004年10月に17歳でトップチームデビューを果たして以降、4度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇と10度のラ・リーガ優勝を成し遂げるなど、バルセロナで一時代を築いた。これまでキャリア通算でバロンドールを8度受賞するなど、クラブタイトルに加えて、個人賞も欲しいがままに。2021年夏に同クラブを離れてからもパリ・サンジェルマン(PSG)、インテル・マイアミでもその輝きは失われていない。 そんなメッシだが、アルゼンチン代表として臨む今月開幕を迎えるコパ・アメリカ2024を前に自身の今後について言及。すると「現時点で、ここが最後のクラブになると思っているんだ」とインテル・マイアミが現役キャリアで最後のクラブになると語った。一方で、「ただ、サッカーを辞める準備もまだできていないよ」と引退時期についてはまだ考えていないようだ。 2023年6月に新天地としてMLSを選んだメッシだが、その決断には、2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)優勝が影響したという。「ヨーロッパを離れてここに来るのは、大きな決断だった。世界チャンピオンになったことで、物事に対してこれまでと違った見方をできるようになったんだ」。これまでのキャリアで優勝を数多く経験してきたメッシだが、唯一足りなかったタイトルがW杯だった。 多くのサッカーファンを魅了してきたメッシも今月24日に37歳。そんな同選手はインテル・マイアミでの生活に充実している様子を見せながら、以下のようにキャリア終盤について語っている。 「サッカーをするのが大好きだし、トレーニングも試合も毎回楽しんでいるよ。すべてが終わってしまうのは少し怖いね」 「だからこそ、すべてをより楽しんでいる。残りの時間がどんどん少なくなってきているのはわかっているし、クラブで楽しい時間を過ごせているからね」 「プレーができなくなったら寂しくなることはわかっている。だから、些細なことも楽しんでいるんだ」 なお、『BBC』によれば、メッシとインテル・マイアミの契約は2025年までとなっており、1年間の契約延長オプションが付随しているようだ。