漆黒の夜に舞い降りた鉄の塊 「テスラ サイバートラック(Tesla Cybertruck)」が日本上陸
”実現不可能”、”絶対に作れない”と言われた「テスラ サイバートラック(Tesla Cybertruck)」が日本初公開された。
テスラ(Tesla)初の電動ピックアップトラックは、東京を皮切りにサイバートラック展示ツアーとして東海、関西、九州へと展開する。
実物を見ると、写真で見るのと違う!なんてことをよく聞きくが、サイバートラックは直線で構成されたデザインだからか写真で見たまんま。サイズも知っていたので、その大きさに驚くことはなかった。とはいえ圧倒的にデカイ!
全長5.7メートル、全幅2.3メートル、全高1.8メートルというディメンションはランドクルーザー300と比較して、70センチ長く、33センチ幅広く、13センチ低いということになる。インテリアはテスラの文法に添って至ってシンプルそのもの。ハンドルは天地に低い長方形タイプがついているがヨークステアリングとはちょっと違うタイプだ。前後乗員のスペースは広く、センタートンネルがないフラットなフロアは窮屈な感じは一切ない。荷台部分は広大である。
米国参考価格
REAR-WHEEL DRIVE60990ドル ALL-WHEEL DRIVE 79990ドル CYBERBEAST(Tri motors) 99990ドル
サイバートラック最大の特徴でもあるステンレスボディはハンマーで叩いてもびくともしない(らしい)。そしてステアリングがステア・バイ・ワイヤ(ハンドルとタイヤは物理的に繋がらない)になっているのがニュース。是非試してみたいところだ。
強力なステンレス素材
ステンレス鉱剥き出しの無塗装ボディがサイバートラックの特徴であるが、これは”ウルトラハードステンレススチールエクソスケルトン”となんとも長い名前がつけられた素材で、サイバートラックのボディに衝突安全性と防弾能力をもたせている。ガラスは防弾ガラスだ。
ステア・バイ・ワイヤ
世界初の純粋なステア・バイ・ワイヤ・ステアリングを採用。「冗長設計」をもたせたデュアルモーターワイヤーコントロールステアリングにより、物理的な接続機構を削減し、より安全で高感度なステアリングコントロールを実現している。
推定180万人の予約
最初の発表から4年、ついに納車が始まったサイバートラックだが、今後どうなっていくのだろうか。100ドルを払って予約をした人は推定180万人いると言われているが、39900ドルだったエントリーモデルは納車の前に60000ドルを超えてしまった。フォード F150 LightningなどのEVピックアップは50000ドル前後であることを考えると苦戦を強いられるかもしれないと思ったのは取り越し苦労だろうか。意外とフツーなドアミラーにがっかりしたのだが、唯一無二の存在であることは間違いない。
アウトビルトジャパン
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