「天気の子」登場の新宿“壁画”が黒塗り被害から修復 作者の報告に「お帰りなさい!」「素晴らしい出来栄え」
映画「天気の子」にも登場した新宿大ガード付近の壁画の修復を伝える写真が作者自身によってX(Twitter)に投稿されました。心無い行為による汚損からの復活が反響を呼び、記事執筆時点で59万回以上表示され、約1万3000件のいいねを集めています。 【画像】黒塗りされたひどい状態
8月に汚損され悲しみや怒りの声が上がっていた
この壁画は、なべじるさんが大学生だった2011年9月、新宿警察署や新宿区などの依頼で、落書き防止活動の一環として大学経由で依頼があり描いたもの。着色には小学生も協力したそうです。 映画「天気の子」でも新宿の風景として作中に描かれるなど、道ゆく人に愛されてきた壁画でしたが、8月に絵の中のウサギと猫を覆うように黒い文字のようなものが上書きされ、ネットでは悲しみや怒りの声が上がっていました。 今回、なべじるさんは「壁画の修復完了しました。修復にご協力いただき、ありがとうございました」と修復を報告。絵には新たな動物が増えており、当時の関係者であった後輩たちが新規に描き起こしてくれたことや、3色だった虹を7色にしたことを説明しました。 さらに、新たに生まれ変わった壁画について、「いつまで残るか分からないですけど、また同じことが繰り返されないように、都には治安維持を頑張ってほしいです」と思いを伝えています。
「お帰りなさい!」「素晴らしい出来栄え」
リプライや引用リポストでは、「うさぎさんお帰りなさい!」「ニュース見て切ない気持ちだったので、修復で来てよかったです!!」「絵達も心做しか嬉しそう」「前の家の時よく通ってて癒されてたなあ 久しぶりに見に行こかな」「この素晴らしい壁画が、末永く残っていきますように……!!」という反応が寄せられています。 また、修復された壁画を現地に見にいった人からは、「現場見に行ってきました。素晴らしい出来栄え このまま新宿の癒しスポットとしてあり続けて欲しい……」という投稿が寄せられました。
ねとらぼ