ヤクルト 連敗で単独最下位に…先発・小川が岡本和に2打席連発など5回4失点、村上5試合ノーアーチ
◇セ・リーグ ヤクルト3ー4巨人(2024年5月11日 神宮) ヤクルトは巨人に3-4で敗れ、2連敗。中日が広島に勝ったため、単独最下位となった。初回にホセ・オスナ内野手(31)の中犠飛で先制したが、先発の小川泰弘投手(33)が2回、4回と岡本和真内野手(27)に2打席連発を許すなど5回4失点で今季初黒星を喫した。 【写真】<ヤ・巨>初回、内野安打を放った塩見は一塁駆け抜けのときに足を痛め担架で運ばれる(撮影・尾崎 有希) 初回、先頭の塩見がショートへの内野安打。一塁へ向かって全力疾走し、ベースを駆け抜けたものの、バランスを崩して転倒。左脚を押さえたまま起き上がれず、緊急交代した。球場が騒然とする中、丸山和は左前打でつなぎ、無死一、三塁とすると、オスナが大きな中犠飛で先制に成功した。 しかし、直後の2回、先発・小川が岡本和に同点の6号ソロを許すと、4回にも7号2ランを浴びた。4回2死一塁からは小林に適時二塁打を打たれた。 3点を追う4回。2死から長岡が2号ソロで1点を返した。9回にも1点を追加したが、反撃もここまで。 小川は5回4失点で今季初黒星。チームは2連敗で単独最下位となった。最年少200号に王手を懸けている村上は2三振など4打席無安打に終わり、5試合ノーアーチとした。