「レオンはピッチを歩いていたからワールドクラスになると思わなかった」ミランOBが明かす
スロヴァン・ブラチスラヴァに所属する元ミランMFユライ・クツカが25日、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第5節のミラン戦に向けた記者会見に出席して語った。 かつてジェノアやミラン、パルマに所属してセリエAで活躍したクツカ。2022年夏から母国のスロバキアでプレーする37歳は、古巣とのCLでの対戦を前にポルトガル代表FWラファエウ・レオンの変化に驚きを示した。 「彼は非常に強い。僕がパルマにいた時(2019年から2021年)、レオンは遠くまでたどり着ける選手と思っていなかった。当時はピッチで歩いていて、プレーする意欲がないように見えた。ところが彼は自身の中で何かを変え、いまは素晴らしい選手に成長した。現在はワールドクラスの選手だ」 また子どもの頃からのミランファンであり、2015年から2017年にミランでプレーする「夢」を叶えたクツカが、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューで古巣への思いを語った。 「抽選で対戦が決まった時はうれしすぎて最高だったよ。CLで、そしてスロバキアで古巣のミランと対戦できるのは、僕にとって大きな意味がある。なぜミランのファンになったのかはわからないが、おそらく当時のチームが最強で、あらゆるタイトルを獲得していたからだろう」 続いてパウロ・フォンセカ率いる現在のミランにも言及。「レアル・マドリーを倒して素晴らしいチームであることを示した。やや継続性に欠けるが、対戦が極めてタフな相手だよ」と述べた。母国のスロバキアリーグについては「イタリアのセリエCやDくらいのレベルかもしれない」と明かした。