「コスキン・エン・ハポン」10月12~14日 6年ぶり 秋の3日間開催 初のメイン2会場
福島県川俣町恒例の国内最大規模の中南米音楽祭「コスキン・エン・ハポン」は10月12日から14日まで、町中央公民館と飲食店・ニュー新川で開く。秋に3日間にわたり開催するのは6年ぶり。今年は初めてメイン会場を2カ所設け、国内外から集まる演奏家の受け入れ態勢を充実させる。 関係者でつくるケーナの響くまちづくり実行委員会が25日、町中央公民館で総会を開き決めた。コスキン・エン・ハポンはノルテ・ハポン(北日本中南米音楽連盟)が主催するフォルクローレの祭典。アルゼンチンのコスキンフェスティバルに派遣する日本代表の審査会を兼ねる。 中央公民館は「ホールステージ」、ニュー新川は「ペーニャステージ」として運営する。初めて開設するペーニャステージは会場定員約80人で、出演者と観客の距離が近いのが特徴。飲食ができるスペースを設け、食事をしながら演奏を楽しめる。 期間中には羽山の森美術館、高橋家住宅にサブステージを設ける予定。