3区・NTT西日本の小林歩が激走!16人抜き、トヨタ自動車・田澤廉との“駒大OB対決”制す/ニューイヤー駅伝
◇第68回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/1月1日、群馬県庁発着・7区間100km) ニューイヤー駅伝 3区区間成績をチェック! ニューイヤー駅伝が行われ、15.4kmの3区はNTT西日本の小林歩が区間賞を獲得した。 23位でタスキを受けた小林。5kmを13分32秒で飛ばすと、10km通過はなんと27分17秒をマーク。最後まで勢いが落ちることなく、42分29秒を叩き出した。 追い風もあったが、「普通にきつかったです」と小林。過去2回も3区を務めているが、今年からコース変更で約2km延びた。「順位はわからなかったが、一つでも抜こうと思って走った。あまり距離は考えず、体力を少し温存しました」と振り返る。 大阪・関大北陽高から駒大へ。大学時代には4年目の箱根駅伝3区2位となり、2区の後輩・田澤廉(現・トヨタ自動車)とタスキをつなぎ、総合優勝に貢献している。今回は田澤と同区間となり、区間成績で“駒大OB対決”を制してみせた。 高校時代は5000m14分32秒21がベスト。大学時代は10000m28分38秒75、ハーフは1時間2分25秒だった。卒業後に着実に力をつけると、昨年12月の日本選手権10000mでは日本歴代7位の27分28秒13をマークしていた。
月陸編集部