「子供のころ観ていた」ワウリンカを撃破、23歳ナヴォーネ8強<男子テニス>
ハッサン2世グランプリ
男子テニスのハッサン2世グランプリ(モロッコ/マラケシュ、レッドクレー、ATP250)は4日にシングルス2回戦が行われ、第7シードのM・ナヴォーネ(アルゼンチン)が世界ランク82位のS・ワウリンカ(スイス)を3-6, 7-5, 6-2の逆転で破り、ベスト8進出を果たした。試合後、ナヴォーネは「子供のころ、彼の試合を観ていた」と明かした。 【18歳新星シナー 憧れはフェデラー】 23歳で世界ランク60位のナヴォーネは今大会、1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した同235位のA・ドゥガズ(チュニジア)をストレートで下し2回戦に駒を進めた。 一方、39歳で元世界ランク3位のワウリンカは1回戦で同103位のA・ラモス=ヴィノラス(スペイン)をストレートで下しての勝ち上がり。 年の差実に16歳の両者はこの試合が初対戦。第1セットはワウリンカが1度のブレークを奪い先行するも、第2セットと第3セットではナヴォーネが各セット2度ずつブレークに成功し、2時間18分で逆転勝ちを収めた。 男子プロテニス協会のATP公式サイトにはナヴォーネのコメントが掲載されている。 「僕にとっては本当に大変なことだったよ。子供のころ、彼(ワウリンカ)の試合を観ていた。彼と対戦できてとても嬉しいし、そして勝てたのでとても満足しているよ」 勝利したナヴォーネは準々決勝で同67位のA・ブキッチ(オーストラリア)と対戦する。ブキッチは2回戦で第2シードのS・オフナー(オーストリア)を下しての勝ち上がり。
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