アフィリエイト広告運用者の約8割が「複数のASPを利用」、約6割が「ワンタグツールを導入」【フルスピード調べ】
フルスピードは、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)利用数とワンタグツール利用率についての実態調査を実施した。アフィリエイト広告運用に取り組んでいる企業のマーケティング担当者188名が回答している。
ASPの利用社数が多い企業ほど「CV獲得数」の悩みも少ない?
まず、「ASPを何社利用しているか?」という質問では、合計で77.7%の企業が複数のASPを利用していることがわかった。また、アフィリエイト広告用のワンタグツールの導入状況としては、「ワンタグツールを導入している」と回答した企業が63.8%にのぼった。
また、ASPの利用社数別に「CV数の少なさへの悩みの有無」を調べると、「悩みを持つ企業」においてはASP数1社・2社の企業がそれぞれ約21%を占めたのに対し、「悩みをもたない企業」ではASP数3社以上の企業が約65%を占める結果に。ASPの利用社数が多い企業ほど、成果・CV獲得数の悩みが少ない傾向が見られた。
アフィリエイト広告運用における悩みとしては、重複した成果がないかの確認を行う「成果承認作業」や、どのメディアで成果が発生したか・紹介されている掲載面に問題がないかなどのチェックを行う「メディア管理」に課題を抱えている担当者が多いようだった。
ワンタグツールの利用率をASP利用社数別で見ると、「6社以上利用している企業」では約93%、「5社利用している企業」では約78%となり、ASP利用社数が増えるほどワンタグツールの利用率が高まる傾向が見られた。
調査概要
・【調査方法】ジャストシステムが提供する「ファストアスク」によるインターネット調査 ・【調査日】2024年7月18日 ・【有効回答】アフィリエイト広告を行っている企業のマーケティング担当者188名