衆院選鹿児島2区 自民公認候補は支部長の比例九州・保岡宏武氏 9日党本部が発表へ 県内全選挙区の公認候補擁立決まる
自民党鹿児島県連は8日、15日公示の衆院選鹿児島2区の公認候補予定者に、支部長を務める保岡宏武氏(51)=比例九州=を党本部に推す方針を固めた。森山裕県連会長と野村哲郎選対委員長が8日協議して決めた。9日の1次公認で党本部が発表する。 【写真】衆院選鹿児島2区公認候補の推薦について結論が出なかった会合後、会見する自民党鹿児島県連の野村哲郎選挙対策委員長(右)と吉留厚宏県連幹事長=6日、鹿児島市真砂町
野村委員長は南日本新聞の取材に「保岡氏は自民現職の支部長で党員。理由はそれだけだ」と答えた。6日の会見では「保岡氏は比例ながら現職であることは間違いない」とも述べていた。 自民は県内の全4選挙区に公認候補者を擁立することになる。 2区公認候補選びを巡っては、県連内で支部長の保岡氏を推す声が上がった一方、党籍はないが自民会派で活動する2区現職の三反園訓氏(66)=無所属=の存在を理由に反対する意見も出ていた。6日の会合でもまとまらず、森山会長と野村委員長に判断を一任していた。
南日本新聞 | 鹿児島