シードの13校が登場、ベスト16に入り花園で「年越し」をするのは?全国高校ラグビー大会 2回戦
午後2:30から始まる第5試合は常翔学園(大阪第3)に、高知中央(高知)がチャレンジする。FW、BK一体となって前に出るラグビーが持ち味の常翔学園に、高知中央はBKを中心としたパスラグビーを武器に粘り強く戦いたい。
午後3:45にキックオフされる第6試合は、普段からよく対戦している中国地方勢同士の激突となった。Aシードで春の選抜大会準優勝の石見智翠館(島根)が尾道(広島)の挑戦を受ける。FW、BKともに能力の高い選手が揃う石見智翠館に対して、尾道は接点からのターンオーバーに活路を見いだしたい。
◆第2グラウンド 09:30 山梨学院(山梨)vs. 秋田工業(秋田) 10:45 明和県央(群馬)vs. 國學院栃木(栃木★) 12:00 倉敷(岡山)vs. 近大和歌山(和歌山) 13:15 盛岡工業(岩手)vs. 茗溪学園(茨城★) 14:30 東海大静岡翔洋(静岡)vs. 関商工(岐阜)
第2グラウンドでは5試合が行われる。第1試合は花園初勝利を飾った山梨学院(山梨)と、秋田工業(秋田)のノーシード同士が対戦する。FWのフィジカルとBKのキック力に定評のある山梨学院と、ボールキャリーとディフェンスが強みの秋田工業のどちらがベスト16に進むか。
第2試合は北関東勢がぶつかり、明和県央(群馬)がBシードの國學院栃木(栃木)に挑戦する。初戦で得点力の高さを見せた明和県央は、春の選抜でベスト4と地力に勝る國學院栃木にどこまで競ることができるか。
第3試合は倉敷(岡山)と近大和歌山(和歌山)のノーシード同士が、互いに初のベスト16をかけて激突する。ディフェンスに力を入れてきた倉敷に対して、花園初勝利を挙げた近大和歌山は展開力で勝負したい。
第4試合は優勝2回の古豪・盛岡工業(岩手)が、Bシードの茗溪学園(茨城)に挑む。接戦を制して2回戦に進んだ盛岡工業は、展開力だけでなくFWに強みを茗溪学園のアタックをどこまで止めることができるか。茗溪学園はやはりFW、BK一体となったつなぎを見せたい。