【川崎・宮城天が移籍と怪我を経て見せる進化(1)】「ゴール前で生きるタイプだなと移籍して改めて思った」と語る“新しい姿”。TRMで1G1Aも、自身に求めるさらなる結果
「どうですかね……」 その一言が、とても心強かった。結果を残したトレーニングマッチ。久々の90分間出場を果たした宮城天は、1ゴール1アシストを記録した。 ■【独自撮!】公式戦復帰を目指す川崎フロンターレ・宮城天が1G1Aの大暴れ場面!■ 12月4日に左内側半月板損傷の手術を行い、以降、リハビリを重ねてきたアタッカーにとって、公式戦復帰に向けてとても良い結果なのではないか――。そう考えて試合後の宮城に尋ねると、首肯せずに、冒頭のような言葉を発したのだった。 というのも、「3、4点取らないといけなかった」と高いハードルを自身に課していたこともある。それでも、「決まる時は決まるし、外す時は外しますし、外したくて外してないので。感覚だけはしっかり整えながらシュートも打てていたので、本番の試合でもいい状態でゴール前でも冷静に入れるんじゃないかなと思います」と、公式戦復帰を見据えて力強くイメージしていることを説明したのだった。 6月3日に行われたこのJ2栃木SCとのトレーニングマッチは、宮城天にとって今季3度目の対外試合の出場となる。そして、時間を伸ばしてきた中で、初めて90分間出場した試合でもあった。 「(試合の)最初の時間帯は感覚が変わりなく、怪我する前の自分に戻れて来てるなと思うのでそこは良かったですけど、90分まるまる出るとなったらやっぱりまだ難しい部分があった。90分通しての球際の行くところとか切り替え、裏へのスプリント回数とか、そういうのは全然まだまだだなと。(試合に)出られる段階ではありますけど、もっとやらないといけない」 後半に決めた遠目からの逆転ゴールと、勝敗を決定づける3点目となった山田新の2点目をアシストするクロス。この日見せたポジティブなプレーとは対照的なほどに、誰よりも宮城自身が高いものを冷静に求めていた。
■「ゴール前で生きるタイプだなと移籍して改めて思った」
この試合で、川崎は前後半で異なるシステムを用いた。その中で宮城に課された役割はサイドでの攻撃にあったが、単騎突撃するのではなく、ドリブルで仕掛ける場面と周囲と連動しながら攻め込む場面を臨機応変に使い分けていた。 その“意識”について聞くと、「ここにいた時は(サイドに)張ってドリブル一辺倒だったので、そのイメージがみんな強いと思うんですけど」と以前の自身の姿を説明したうえで、「自分はやっぱりストライカーだし、ゴール前で生きるタイプだなと移籍して改めて思いました。そういう面ではもっと簡単に(プレーすることで)点を取れるチャンスがあるなって移籍して実感したので、それは継続してやってます」と、より多くの実戦機会を経て得点への意識が強くなったことが背景にあると説明する。 そして、「もうちょっと監督が求めることやチームが求めることをやらないと試合には出られないんで、そういう部分はすり合わせながら、自分が点を取ることもそうですし、起点になる部分も、チームから求められるタスクもしっかりやっていきたい」と、連動を意識していた要因も話す。 自身の特徴を生かしながら、どうチームを活性化させるか。宮城は、さらにその考えを説明する――。 (取材・文/中地拓也) (後編へ続く)
フジタ
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