「ロボット・ドリームズ」メイキング映像、監督らが画作りに込めたこだわりとは
映画「ロボット・ドリームズ」より、“アートディレクション”と題したメイキング映像がYouTubeで解禁。監督のパブロ・ベルヘルやアートディレクターのホセ・ルイス・アグレダが、アニメーションの画作りに込めたこだわりを解説する。 【動画】映画「ロボット・ドリームズ」メイキング映像 <アートディレクション>(他17件) 本作の舞台は、1980年代のアメリカ・ニューヨーク。大都会で孤独に暮らしていたドッグは、ふと目にしたテレビCMに心を動かされ、友達ロボットを購入する。ニューヨークの名所を巡りながら、友情を育んでいくドッグとロボット。しかし海水浴を楽しんだ日、ロボットは錆びて動けなくなってしまう。 メイキング映像には、カメレオンやワニ、ペンギン、ゴリラといった多種多様な動物たちが衣服を身にまとい、挨拶を交わすデザイン画などが登場する。ベルヘルは「動物たちは、人間のように動き二足歩行させよう」とアイデアを練りながら、うまく人間に置き換える工夫を重ねたと明かす。アグレダは「物語を伝えやすい動物を探した。そして親しみやすく共感を呼ぶデザインにした」と述べている。 「ロボット・ドリームズ」は全国で上映中。なお本作は、第96回アカデミー賞の長編アニメーション賞にノミネートされた。 (c)2023 Arcadia Motion Pictures S.L., Lokiz Films A.I.E., Noodles Production SARL, Les Films du Worso SARL