工藤静香から岩城滉一まで 超貴重な“旧車”を愛する芸能人
世の中ではつねに新しい物が評価され、古い物は淘汰されていく運命にある。しかし、古い物には愛着や新しい物には出ない「趣き」を持っていることも事実だ。自動車業界では古い車を「旧車」や「クラシックカー」と呼び、親しむ人も。そこで今回はクラシックカーを愛好する芸能人を紹介したい。 【写真】外車も国産車も 芸能人こだわりの貴重な旧車をイッキ見 ■工藤静香 歌手で女優の工藤静香は、1994年から99年にかけて製造・販売されたフェラーリF355スパイダーに乗る。曲線的なデザインが美しいこの車のエンジンはV型8気筒DOHC「F129B」。「暴れ馬」と呼ばれるフェラーリの走りを支える。工藤は木村拓哉と結婚する前にこのフェラーリF355を購入したそうで、よくドライブに出かけていたそう。工藤は内装にかなりのこだわりを持ち、シートなど色をパープルに変えたことを告白している。ブラックの外装とパープルの内装を持つフェラーリF355は、工藤が所有するもののみだという。 ■テンダラー・浜本広晃 漫才コンビ・テンダラーの浜本広晃は、日産自動車が1972年から77まで製造販売した「スカイラインC110型」を愛車としている。この車は日産自動車が当時広告で「ケンとメリーのスカイライン」というキャッチコピーをつけたことから「ケンメリ」と呼ばれるようになった。浜本はケンメリに強い愛着を持っており、自身のYouTubeチャンネルで「ケンメリに乗るのは楽しい」と話したこともある。浜本が投稿するケンメリ関連の動画は常時5万以上の再生回数を記録している。
カーマニア芸能人は貴重な旧車をフルカスタム
■岩城滉一 芸能界屈指のカーマニアとして知られる岩城滉一が所有するクラシックカーは、ミニモーク。1964年にブリティッシュ・モーターコーポレーション(BMC)が製造販売した車で、試作段階ではアメリカのジープを模した軍用車だった。 岩城は25年前にミニモークを購入したそうで、宮城県仙台市の会社にカスタムを依頼。こだわりぬいた世界に一台のミニモークが完成した。岩城は自身のYouTubeチャンネルでカスタムしたミニモークを公開。19万再生を記録するヒット動画となった。 ■スチャダラパー・Bose ラップグループ・スチャダラパーのBoseは1983年にフィアット・ウーノ・ターボi.eを所有。1984年にヨーロッパ・カー・オブザ・イヤーを受賞した車で、燃費がいいこと車としても知られる。Boseはインスタグラムに「愛車自慢」というコメントともにフィアット・ウーノを公開。投稿された写真では、フィアット・ウーノはスポーツカーとともに写っており、「対比が面白い」「フィアットのほうがかわいい」などの声が寄せられていた。 引用:「工藤静香」インスタグラム(@kudo_shizuka) 「テンダラー・浜本広晃」X(@hammer1974) 「岩城滉一(スタッフ)」インスタグラム(@51tv_youtube) 「スチャダラパー・Bose」インスタグラム(@bose_sdp)