災害が増加の要因!?ゴミ排出量ワースト1位の福島県 会津若松市は処理場ひっ迫のおそれで「緊急事態宣言」
食品ロス対策と分別
会津若松市では、6月から11月までを「緊急減量期間」に設定。市民に対し生ゴミの減量に向けて、食品の「適量購入」、食材の「使いきり」、料理の「食べきり」など呼びかけ、事業者に対しても食品ロス対策の協力を求めている。 また、会津若松市の分析では燃やせるゴミの中にプラスチック容器など、本来分別すべきゴミが2割ほど紛れ込んでいることもわかっている。 協力を求めたい、ごみの減量と分別。市では住民に向けた情報誌「へらすべぇ」を配布するほか、ゴミステーションへのゴミ出しの立ち合いなどに取り組んでいく。 会津若松市廃棄物対策課の青山さんは「日々の忙しい中で、減量に取り組むのは難しいと思うが、未来の子どもたちのために美しい会津を残していこうという思いで取り組んでいただければ」と話した。 会津若松市では、緊急減量期間で前の年の同じ時期と比べて12%以上の削減を目指している。これが達成できなかった場合、手数料が上乗せされた指定のゴミ袋を使ってもらうなど、ゴミ処理の有料化に向けた検討を進めていくという。 (福島テレビ)
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