「借金リセットしたいと思った」実行役とみられる男の供述 空き家から指輪など盗んだ疑いで男2人逮捕
HTB北海道ニュース
闇バイトを通じ、札幌市南区の空き家から指輪などを盗んだとして男2人が逮捕された事件で、実行役として逮捕された男が「借金をリセットしたいと思った」などと供述していることが分かりました。 神奈川県川崎市の建築作業員・鈴木陸容疑者(25)は先月3日から4日にかけて、札幌市南区の空き家に忍び込み、指輪などを盗んだ疑いで11日に送検されました。 警察の調べに対して「借金があり生活に困っていた」と容疑を認めていますが、11日に新たな供述がわかりました。 鈴木陸容疑者 「闇バイトは大きく稼げると思った。どこかで大きく勝負して借金をリセットしたいと思った」。 また、鈴木容疑者と共謀したとして札幌市北区のタクシー運転手・三田兼輔容疑者(24)も送検されました。実行役の鈴木容疑者の運搬役とみられています。 三田容疑者 「勤務中にタクシーで人を乗せて、闇バイトの指示役に指定された場所まで送った」。 三田容疑者は容疑を認めている一方で、鈴木容疑者については「この日初めて会って面識はない」と供述しているといいます。警察は2人が同じ何者かから指示を受けたとみて調べています。 鈴木容疑者は先月5日、札幌市豊平区の住宅に押し入り、この家に住む男性を粘着テープで縛りあげた上で現金3万円を奪ったとして、強盗などの罪で起訴されています。 警察は、この事件に三田容疑者の関与が無かったかどうかについても調べています。
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