日本一丸イベントが開催…男女そろってパリ五輪へ士気を高める
7月3日、有明アリーナで「第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)」に向けた男女日本代表の日本一丸イベントが開催。公式ファンサイト「AKATSUKI JAPAN plus+」有料会員300名が招待された。 トム・ホーバスヘッドコーチ率いる男子日本代表は、コンディション調整の八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)を除いた15名が参加。女子日本代表は内定メンバー12名と恩塚亨HCが登壇した。 トークショーのトップバッターを務めたのは馬瓜エブリン(デンソーアイリス)。司会から「カッコいい選手は?」と聞かれれた馬瓜エブリンは「私のなかではトム・ホーバスHC。誰よりもシュートが入るんですよ。着席した状態でも」と回答すると、ホーバスHCは「ビックリした。うれしいです。ありがとうございます。3年間一緒にやっていないから優しくなったのかな」と笑顔を見せた。 馬瓜エブリンから指名された川真田紘也(長崎ヴェルカ)は、“赤髪”で話題になった吉田亜沙美へ。SNSでのコメントに触れると、「すごい嫌です~。うれしかったので、(Xで)引用をさせていただきました。怒っていないので、お母さんにも怒ってないと伝えてください」と話した。 吉田、馬場雄大、赤穂ひまわり(デンソーアイリス)、河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)、宮崎早織(ENEOSサンフラワーズ)へとマイクがつながり、最後は佐々木隆成(三遠ネオフェニックス)。女子日本代表メンバーの誰と一緒にプレーしたいか聞かれると、悩みながら馬瓜エブリンの名前を挙げて「一緒にプレーしたら楽しそう。いると全然違うと思います」と、盛り上げ役の一面を買った。 会場に駆けつけた子どもたちからの「どうやったら日本代表になれますか?」という質問に対し、渡邊雄太は「一生懸命練習してください」と回答。「一番嫌いな練習は何ですか?」と聞かれると、宮崎はクローズアウトスライド、町田瑠唯はオールコート1対1を挙げた。強化試合で何本の3ポイントを沈めるかという問いに、河村は「3本。富永(啓生)選手が5本決めます」と期待を寄せた。すると、林咲希(富士通レッドウェーブ)は「じゃあ6本で。頑張りたいと思います」とコメントし、会場からは拍手が送られた。 最後に両指揮官が男女合同のイベント開催に感謝の言葉を口にし、大舞台への意気込みを語った。 「金メダルを獲ると決めて、チーム一丸で頑張っています。選手たちは朝から晩まで、自ら徹してハードワークして成長しています。世界を驚かせる素晴らしいプレーをオリンピックで披露できると思っています。金メダルを獲るために、チーム一丸でやりきって、皆さんに勝利をお届けしたいと思います」(恩塚HC) 「ベスト8に入りたい、パリで試合をしたい。(達成できれば)ショック・ザ・ワールドだと思います。毎日、激しい練習でもいい雰囲気。面白いバスケットボールをやっています。熱い応援をしてください。みんな頑張っていますから。ありがとうございました」(ホーバスHC)
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