「旧第五十九銀行」(青森・弘前市)14日までライトアップ 弘前大、糖尿病予防呼び掛けで
弘前大学大学院医学研究科内分泌代謝内科学講座は11日、糖尿病週間(11~17日)に合わせ、青森県弘前市元長町の旧第五十九銀行本店本館(青森銀行記念館)をシンボルカラーの青色でライトアップし、糖尿病の予防や治療について市民に理解を呼びかけた。 午後5時、ルネサンス風建築の同館が青色に染まると、幻想的な雰囲気に。同講座の医療スタッフや学生ら15人が世界糖尿病デーの旗を掲げて記念撮影したりした。 青森県の糖尿病死亡率は2022年、23年と2年連続で全国ワーストとなっており対策が急がれる。同講座の藤田征弘教授は「まず病気について理解を深め、検査や治療を受けることが大切」と語った。 ライトアップは14日(午後5~9時)まで行われる。世界糖尿病デーの同日には、弘前市の土手町コミュニケーションプラザで午後2時半から市民向け公開講座(無料)が開かれる。